余市蒸留所「マイウィスキー作り」のこと 番外編その1


みなさまこんばんは。フランジェリコのブログ担当・長岡でございます。
 
甲子園が終わった途端に気温も涼しくなり、夏もそろそろ終盤ですね。
この夏にやり残したことはないでしょうか?


今回のブログでは、余市蒸留所「マイウィスキー作り」で特別に見学させていただいた、旧竹鶴邸の様子を紹介したいと思います。
当時の家具等がそのまま残っており竹鶴さんとリタさんの生活の様子がうかがえ、こちらもマイウィスキー作りと同じくかなり貴重な体験となりました!


竹鶴邸のピアノ

リタさんのピアノ。
リタさんは竹鶴さんが不遇の時代に英語やピアノの個人レッスンをして家計を助けており、その時の縁から後に余市蒸留所を設立させる際の資金援助をしてくれる人々とのつながりができたりもしました。


竹鶴邸 本棚と碁盤

右側が碁盤。
竹鶴さんは碁の勝負がお好きだったそうです。
左側は本棚。
当時はなかなか洋書が簡単には売っていなかったでしょう、リタさんのために取り寄せた英語の本がたくさんしまってありました。


リタさんへのプレゼント

本には竹鶴さん直筆のリタさんへのメッセージが…。


こちらはリタさんが漬けた梅干し。

リタさんの梅干し

今となっては相当な古漬けなので塩の結晶がすごい!
(食べてみたかった。)

畳の縁。

畳 竹
畳 鶴

「竹」と「鶴」の模様です!


そして…。

竹鶴邸トイレ

寝室のふすまを開けたら竹鶴さん専用男性便所…。
なんともダイナミックな間取り。
竹鶴邸はリタさんにあわせて洋式のトイレにしたそうで、後にこのトイレも作りつけたそうです。

クローゼットもあり、とても仕立てのよさそうなお洋服を見ることが出来ましたが写真を撮るのを忘れました…。

和洋折衷な素敵なお宅でした!

この竹鶴邸見学のためだけでも余市を訪れた甲斐がありました。
携帯を見返したら意外と写真を撮っていなかったのが痛恨ですが…。
そもそも外観の写真を撮っていないし。
これはぜひともみなさんご自身の目で確かめるのがよいかと思われます!
お休みの日程を調整し、「マイウィスキー作り」申し込んではいかがでしょうか?


…つづく。

それでは今週後半もフランジェリコにてお待ちしております。
マスター担当・フェイスブックでも告知しておりますが、毎週水曜はカレーの日

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2014/08/27 (Wed) 02:20 |未分類

余市蒸留所「マイウィスキー作り」のこと その4


8月16日 土曜日をお休みとさせていただきます。
一日ですが、開店以来はじめての夏休みです。

店主



みなさんこんばんは。
フランジェリコ、長岡です。

お盆開始ということで、銀座の街は静かです。
みなさんも山に海にお出かけされているのでしょうか?


沖縄からマンゴーが届きました!大きい!

沖縄のマンゴー


ありがとうございます!
濃厚な味わいのフレッシュマンゴーカクテル、オススメですよ~。


さて、「マイウイスキー作り」報告、おそらく半分くらい進みました。

ウイスキーの製造工程は①製麦~②糖化~③発酵~④蒸留~⑤熟成~⑥瓶詰でしたが、
今回は④「蒸留」です。


「蒸留」とは前工程で作ったモロミ(発酵液)を、水とアルコールの沸点の違いを利用して分離し、液中のアルコール濃度を高めていく作業です。

水の沸点は100℃、アルコールの沸点は78℃なので、モロミを熱するとまず沸点の低いアルコールから先に沸騰し気化ていきます。
気化した蒸留液を冷却して集めると、7%程だったアルコール濃度は23%程に上昇しています。
この蒸留液を再度蒸留することにより、より一層アルコール濃度を上げ、最終的に67%程まで濃縮させていきます。

蒸留釜に残されたアルコール分のない廃液は、肥料等に加工されます。


こちらは余市蒸留所の蒸留釜。

余市蒸留釜のしめ縄


首の部分にしめ縄が巻かれているのが見えるかと思います。

釜の形状は蒸留所ごとに違っており、余市のこの形は「ストレート型」と呼ばれています。
余市では世界で唯一、石炭の直火で火を焚いています。(現在はスチームでの間接加熱が主流です。)

今回、この蒸留釜に石炭をくべる作業もしてきました。

石炭が燃えているので、当たり前ですがとても熱い。

燃やしている釜


そして石炭は重いです。
腰が引けて上手くいかず、床に石炭をぶちまけました…。

石炭をくべる長岡


…つづく。


今週の金曜日・15日は、マスターがいそむらさんの形見の赤いベストを着る日です。
是非ともみなさん、マスターの赤ベスト姿を見にフランジェリコにいらしてくださいね。

それではお盆の週末も元気にお待ちしております!


2014/08/14 (Thu) 03:58 |未分類

余市蒸留所「マイウィスキー作り」のこと その3


みなさん、こんばんは。
フランジェリコの長岡です。

この週末は台風の影響で、甲子園の開幕が延期になり、東京湾の花火大会も中止となりましたね。
近所のスーパーでは花火大会シフトにしていたらしく、焼そばや枝豆などのお惣菜の山が悲しくも50%オフで売られていました…。
それにしても今年の夏はよく雨が降る印象です。



さて、「マイウイスキー作り」レポートの続きです。
ウイスキーの製造工程は①製麦~②糖化~③発酵~④蒸留~⑤熟成~⑥瓶詰でしたが、

今回は③「発酵」です。

この「発酵」とは、前工程で作った麦汁(糖液)にイースト菌(酵母)を加えることにより、
麦汁中の糖を、アルコールと炭酸に分解する工程のことです。

C6H12O6 グルコース(糖類)→ 2C2H5OH エタノール(アルコール)+2CO2 二酸化炭素(炭酸ガス)

化学式的にはこういうことらしいです。

発酵については以前にもこのブログでパンの発酵の様子を書いたこともありますが、
ウイスキー、ビールにワイン等のアルコール類や、パン、そして味噌や醤油もこの酵母の発酵力で作られています。
小さいながらも働き者の酵母ですね。


こうしてイースト菌の働きにより、麦汁がアルコール7%ほどのモロミ(発酵液)に変身します。

暗くて分かりづらいかもしれませんが、ブクブクと泡を出しながら発酵している最中の発酵槽内部です。

発酵タンク


研修では発酵前の一番麦汁と発酵後のモロミを試飲してきました。
こちらが一番麦汁です。うすら甘い。

一番麦汁



こちらはモロミ。
発酵時に増殖した乳酸菌の作用で酸っぱい。

もろみ


次工程ではこのモロミを蒸留し、アルコールの濃度をどんどん上げていくことになります。

…つづく。

今週はお盆でお休みの方も多いようですが、フランジェリコはいつもどおり開いていますので、のんびりと夏休みモードでお待ちしております!

8/12はペルセウス流星群のピークです。
東京は悲しくも雨マークの予報ですが、雲の隙間から北東の空を眺めて見ましょう!

それでは今週も、フランジェリコにてお待ちしております。  



2014/08/12 (Tue) 00:26 |未分類

余市蒸留所「マイウィスキー作り」のこと その2

みなさん、こんばんは。
フランジェリコのブログ係、長岡です。

今日はお店の前の金春通りでお祭りがありました。

金春祭り


毎年8月7日、通りの路上で金春流のお能が演じられます。
野外なので突然の雨に降られた年もありましたが、今年は大丈夫のようでした。
目と鼻の先で演じられてはいるのですが、なかなか見学には行けず…。


さて、
「マイウイスキー作り」体験の続きです。

ウイスキーの製造工程は①製麦~②糖化~③発酵~④蒸留~⑤熟成~⑥瓶詰でしたが、
今回はこの「②糖化」について説明していきたいと思います。

まず「糖化」とは何かというと、前工程で製麦した大麦麦芽を細かく粉砕し温水に浸して、ウイスキーの元となる麦汁(糖液)を抽出する工程のことです。

ローラーで粉砕した麦芽を温水に浸すと、麦芽中の酵素の働きで、デンプンが糖に、タンパク質がアミノ酸に変化します。
(この糖とアミノ酸が、次工程の発酵の際にイースト菌の栄養源となります。)
こうして、糖やアミノ酸が作られ溶け出した麦汁は、麦カスを濾過して次の発酵の工程へと回されます。
残った麦汁の搾りカスには栄養が残っているので捨てずに集めて家畜の飼料となります。

この、糖化槽内部に残ったカスを掻き出す作業もしてきました。

作業着


マイウイスキー作りの最中は、ヘルメット+ツナギ+タオルという姿です。

人が何人も入れるほど大きい槽です。

糖化槽の掃除


糖化槽の内部は暑くて独特の匂いが充満しています。

…つづく。

旬の桃やスイカを使ったカクテルがおすすめですよ!
爽やかでとっても飲みやすいです。

それでは今週末もフランジェリコにてお待ちしております!

2014/08/08 (Fri) 01:04 |未分類

余市蒸留所「マイウィスキー作り」のこと その1


皆さん、こんばんは。
フランジェリコの長岡です。

今月は夏休み月間ということで、長岡は毎土曜にもお休みをいただきます。
マスターが一人お店におりますので、8月の土曜日もドシドシとフランジェリコにいらしてくださいね!

さて、今日のブログでは前回少し書きましたニッカウイスキー余市蒸留所での「マイウイスキー作り」体験の様子をまとめたいと思います。
早くも1ヶ月以上前の事なので、今更?!と言われそうなんですが…(汗)。

この「マイウイスキー作り」は、ウイスキー作りの各工程を見学しながら製造作業も実体験でき、そして自分が樽詰したウイスキーを10年の熟成後に一本いただけるという、ウイスキー好きにはなかなかに貴重なコースです。
かなり人気の体験ツアーで高倍率らしいのですが、機会があれば皆さんも申込んでみてはいかがでしょうか?
(詳しい申込方法はニッカウイスキーHPへ→)
普段飲んでいるウイスキーがどのようにして作られているのか知るとより一層愛着がわくかと思います。


それでは研修中に書きなぐったメモを読み返しつつ、夏休み・ウィスキー講座。
(夏中に終わらなかったらすいません。更新頻度を上げる努力をします…。)

まずはウイスキーが出来るまでの工程ですが、
①製麦~②糖化~③発酵~④蒸留~⑤熟成~⑥瓶詰
という順になっています。

今回は①製麦について説明していきます。
「製麦」とは、ウイスキーの原料である二条大麦をアルコール発酵に適した状態に加工する第一段階です。

まずは二条大麦を水に浸し発芽させます。
発芽することにより種粒中に酵素が作られます。
(この酵素は大麦の主成分であるデンプンとタンパク質を、糖とアミノ酸に変身させる働きをします。糖とアミノ酸は、次工程アルコール発酵時にイースト菌のエサになります。)

ある程度芽が伸びたら麦芽の生長を止めるために大麦を乾燥させます。
あまり芽が育ちすぎると、今度は種粒中の大事な糖が消費されすぎて少なくなってしまうからです。
この、麦芽を乾燥させるときピートを焚くことにより、ウイスキー特有のあのスモーキーな香りがつけられます。


今回、麦芽を乾燥させるキルン塔の中を見学してきました。

キルン塔


塔の上部は金網状の床になっており、下部で焚いたピートの煙と熱が上部にのぼり麦芽は乾燥し燻されます。

キルン塔 床


という訳で、キルン塔内部は暑くて煙かった!

こんな風に視界は煙で霞んでいます。

キルン塔 内部

こちらの塊がピート(泥炭)です。

ピート


ほんの数分居ただけですが、私自身もスモークフレーバーに燻されました…。

…つづく。次回は②糖化です。


それでは今週もフランジェリコにてお待ちしております!
暑い毎日ですが美味しいお酒でエネルギー満タン!

夏限定・ガパオご飯あります。もちろん目玉焼き付。

2014/08/05 (Tue) 01:07 |未分類

8月ですね。



暑中見舞い申し上げます。
夏本番、暑い日が続く折、くれぐれも御自愛くださいませ。

さて、フランジェリコは下記の一日だけ夏休みを頂戴します。

8月16日の土曜日

また、長岡は8月の土曜日をおやすみさせていただきます。


フランジェリコ店主






恒例(?)季節外れの雑煮。餅は5コです。
20140803002918234.jpg

2014/08/01 (Fri) 00:22 |未分類

プロフィール

フランジェリコ

Author:フランジェリコ
芦澤 洋和
1966・12・19
射手座
A型

《草野球》
「ジュネバース」
銀座のバーテンダーだらけのチームで2014年4月に結成
背番号「9」
ポジション ベンチの奥やバッティングピッチャー

《スキー》
ATOMIC
SALOMON
KERMA
日帰りのガーラ湯沢専門?

《歴代オートバイ》
RZ50
RZ250R '83
RZ250R '88
XJR400
FZS1000 FAZER
FZー1 FAZER
VーMAX 最終型

《プラモデル》
宇宙戦艦ヤマト
機動戦士ガンダム
ウルトラマン
(特にMAT)

ガンダムOO名言葉